みなさんこんにちは、櫻井です。
今宵もやってまいりました、2020BEST READのコーナーです!
今年はどの本がランキング入りしたのでしょうか!!
---【少しだけ自己紹介】---
僕はWEBエンジニアで今は起業しようとプロダクトの検証中です。
今年は会社を辞めたり、フリーランスになったり辞めたり、自分で事業だ!起業だ!と思ったりと色々奮闘した一年でした。
2020年、これだけはやっていくぞと決めていたのが「本を読むこと」だったのです。
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さて、これまでは年5冊程度だけ読んでいたワタクシですが、なんと2020年驚くべき数値がでました。
2020年本を読んだ総数、50冊越え!!!
衝撃。数えてみたらあるじゃないですか、本!積み上げていた!
こんなに読んでいたのかと思いつつ、年の瀬もあってふりかえることにしました。
さらに、BEST1である BEST READ大賞を決めました。
つづくランキングでは、「これはよかったな...!」と思った本を選びました。
選んだ本は来年、再び読む予定です。良書は繰り返し読んでこそです。
では、いってみましょう!読んだラインナップからです。
※ 読了していないものも含めています。ジャンルも制限なしです。
読んだ本
- 考具
- その仕事、全部やめてみよう
- 孤独が君を強くする
- エンジニアキャリアパス
- DIE WITH ZERO
- 小さな習慣
- FACTFULLNESS
- 7つの習慣
- メモの魔力
- チーズはどこへ消えた?
- ジョブ理論
- 1兆ドルコーチ
- 孫子
- しょぼい起業で生きていく
- ライトついてますか
- 君たちはどう生きるか
- アフターデジタル
- UNIXという考え方
- 学問のすすめ
- お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法
- 武器としての決断思考
- 深夜高速バスに100回くらい乗ってわかったこと
- 岩田さん
- 時間術大全
- なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
- 自分のアタマで考えよう
- 夢をかなえるゾウ2
- 世界一やさしい問題解決の授業
- 未来に先回りする思考
- 転職と副業のかけ算
- 明け方の若者たち
- vue.js入門
- 旅する力
- 思考の整理学
- 具体と抽象
- 武器になる哲学
- インプット大全
- お金持ちになれる黄金の羽の拾い方
- ついやってしまう体験のつくりかた
- わかりあえないことから
- 予想どおりに不合理
- 人を操る禁断の文章術
- 残酷すぎる成功法則
- NO RULES
- 外資系コンサルの知的生産術
- 僕は君の熱に投資しよう
- startup!
- デザインの教室
- レイアウト、基本のき
- なるほどデザイン
- モルトウィスキー大全
- 億を稼ぐ積み上げ力
- 人生攻略ロードマップ
- 金儲けのレシピ
- 世界一やさしいフリーランスの教科書
1位 BEST READ大賞「僕は君の熱に投資しよう」
2020年約50冊の中から選び抜いたBESTREAD堂々の1位は、佐俣アンリさん著書の「僕は君の熱に投資しよう」です!!!
マグマ本です、グツグツと煮えたぎる想いが滲み出ている本。
とにかく言葉が熱いんですよね、読み進めるのが楽しくってすぐに読み終わってしまったのを覚えています。
2020年8月末、この本を読んで「起業したい」という想いが高まりました。
東京の家解散、コロナ、いろんなきっかけがあって起業に向かうことにしましたが、この本は大きかったです。
読むきっかけ自体は友人が読んでて、おすすめされたことですね。
この本の中でも起業は旅として表現されていることや、会社の多くはせどりが基本といったことなど、自分に響く言葉がたくさんありました。
価値のズレに気がつくことで、起業のアイデアになるという話は、少し自信になりました。メルカリでの売買経験や「お金になりそうかも?」ということの成功体験が何度かあったためです。規模を100倍にする経験はまだできていないので、ココをやっていかないといけないですね。
この本がこの2020年を通して、僕の行動に対して一番影響があったかなと思います。それが1位として選ばせてもらった理由です。
きっと読み進めるうちに「やってみたいかも...!」とグツグツ沸騰してくる感覚を味わえると思います。ぜひ。
装丁もかっこよく、カバーは黒いですが、中身は赤。
2位「具体と抽象」
読んだら世界が変わった本。バカっぽくいうと「頭が良くなったように感じる本」w
この本は、思考における最大の強みである抽象化についてとてもわかりやすく解説します。
今まで抽象レベルの話だとか具体的な話だとかをぼんやりと理解していましたが、これを読んでからスッキリ。
恥ずかしながら初めて具体と抽象の概念を理解できた気がします。
副次的な効果で、この後読む本の理解をより深めることができたな、とも感じてます。
日々のメモ帳に書き殴っていた文章も見出し化ができるようになって、より言語化して残せるようになりました。
話したりするのが苦手って人や伝えるのが苦手って人におすすめ。というか人類におすすめ。
僕自身発展途上ですが、この抽象化という武器をもって戦っていきます。
なお、よりカジュアルに読みたい!という人はメモの魔力を読むのも良いかと思いました。
3位「思考の整理学」
今までいたるところで良書として見かけてきましたが、「僕の脳味噌で理解できるのだろうか」とビビって読まなかった本。
これも思考について書かれているので、抽象化についてだったり、アイデアの出し方だったり知恵についてたくさんかかれている。
読んでみたら最高に好きになり、読み終わるのが惜しい、まだ読み終わりたくないヨォ!となった本。
文体が古いのがまた味があって、読んでいてどんどんうまみがでるスルメのような本。
このレベルの本がなんと1000円以下で、文庫本サイズで読めるなんて、感謝でしかない。読もう。人類の英知。
しかも内容が細かく分割して書かれているので隙間時間に超読めます。最強。最高。
4位「DIE WITH ZERO」
金を経験に使おう!人生は思い出づくりだ!という、(僕目線で恐縮ですが)僕の思考を言語化してあった本。これこれ!そうだよ!と思うことが多々。
例えば、歳をとってから得られる経験は少なくなりがち、とか思い出は一生配当をくれる、など。
とりあえず怖いので、貯金という思考は、実は今得られる経験を捨てているのだ。
まさに今27歳で、今しかできないことに全力で向き合いたい。
それが僕にとっての生きる軸にあっていると思うし、5年後のボクがそういうストーリを話していたい。
挑戦する人の背中を押し、挑戦したい人の後一歩を踏み出させてくれる。
5位「旅する力」
自分の旅行感、旅行の慣性というものは人とまた違うものなのかな、とか思っていたが、この本を読んでびっくり、同じような思考の人がいた!しかも言語化されている!とこれまたびっくりした本。
著者自身の経験談をまとめた一冊。
沢木耕太郎さんという超有名な方で、僕はこれが初めて読んだ本になりました。
金がない旅行もいいよね、みたいなこともかいてあって、「そうだよなあ、本当にそれは思う」と学生最後にウユニ塩湖までの大旅行と重ね合わせながら読み進めた。
その年齢にしか味わえない旅行がある、というのも共感があった。人生は止まらない。その時にしか行けない旅行はこの瞬間瞬間に過ぎていく。
20代だからこそ、20代にしかできない旅は必ずある。
勝手ながら、語り合える人がいるのだなぁ、と安心したのも覚えている。
この本に出会う前から似た旅のスタイルを身に付けていたと思うが、果たしてどこでみつけたのか。
旅する人はこういうスタイルになるのか。僕もどこかで影響を受けたのか?これがかなり不思議な感覚にさせた。
6位「ライトついてますか」
課題とは何かが一番大切で、何をどう解くのかという文脈において、解くべき課題を見極めるのがポイントということを書かれている。
「issueから始めよ」の元祖っぽい本で、かなり古い本であるが面白く読み進めることができる。
輪読会で読んだ本だが、相方はあまりの面白さに3章まで読もうと言っていたところ1日で読了してしまうほど。
また、挿絵が秀逸でサクっと読んでいるとスルーしてしまいがちなのだが、実は本書の内容とリンクしている。反体制派のハチの絵が良い。
以下抜粋。
「問題とは、望まれた事柄と認識された事柄の間の相違である」
「問題を解決すると新たな問題を生む」
「問題の正しい定義が得られたかどうかは決してわからない、問題が解けたあとでも」
シビレル。
↓読んだ感想記事
https://sakurawi.hateblo.jp/entry/turn_on_right
なぜこんなに読めたのか?
年5冊程度だった僕でしたが、なんでこんなに読めたんだろう?と振り返り。
こんな要素がありそうです。
- 会社員を辞めた
- 時間の余裕は超絶でかかった
- 本への費用は投資と割り切った
- とにかく買うスタイル
- とにかく持つスタイル
- リュックに常に1冊は入れておいた
- 輪読会で仲間と読んだ
通勤時間だけでーっていう作戦もありますが、会社員時代無理だったし、家で1時間程度は無理やり作らないとガンガン読み進めるのは無理な気がする。
本を読むコツ
とにかく買う。買って横に置く。
家を出る時に本を手にもって外出する。
カフェに本を読む目的で行く。
寝る前に20分読む。
まとめ
いかがでしたでしょうか!
本を読むのは本当におもしろい!おすすめを聞いたり、内容について議論したり教えてもらったりと楽しいです。
来年は70冊を目標にたくさん読もうと思っています。
これおすすめやで〜という本がありましたら、教えてください〜 > https://twitter.com/KotaSakurawi
では!!!