経緯
韓国の旅行中に、知人の彼女が「読んだ方がいい!」と言ってきたので。
読んでほしい!という。
今となってはどういう理由だったのかを話したいが、すぐに話せない状況にある
感想
村社会、ではないが閉じた価値観の中に生きてしまう、という恐ろしさは身に覚えがあるな、と思った。
僕は大学を経て上京後、今思うとあらゆることにピュアだったなと感じることが多数ある。
美奈子のような立場から「イケてない」と思われていたんじゃないか、とか、鈍感な自分がいたことにも自覚がある。
そう思うとズキリとする思いもあるのだが、これは仕方がない部分もあり以下に早く失敗を通して学ぶのか?というところに行き着くようにも感じる。
すぐに印象に残っているのは、そうした真実の母親の話である。
人間、自分の範囲外にどんどん出て客観視する機会を経て自分をみつけることをしなければならないと思う。
「結婚」に関しては自分にも響く話で、まさに今の自分は独身であり、結婚をどうするのか、という課題はある。
まさに架のようにまだいいやと思いがちである。自分が選ぶ側であるとは思っていないものの、決断をする勇気は持ち合わせていない、というのが現実であるように思う。