読んだ経緯
BRUTUS casaの本特集で見かけたから。
嫌われる勇気を読んだのは、この本を読んでいて思い出したから。
他人の課題をどう認知するか、は瞑想と少し似ているところがあると思う。
感想
瞑想の効果を実感してみたい、と思うようになった。
パッと思い浮かぶのは、「道」についてのたとえの話。
人の思想、感情というものは道を行き交う車である。
あなたはその真ん中に立っているイメージ。
全ては過ぎゆくもの。
見過ぎなくてもいいし、ただ眺められるようになればいい、という話はすごくイメージが湧きやすかった。
内容
世界をみるフィルター
世界を眺めているメガネを1つずつ外していくこと。
そしてそれをあるがままに受け入れること。
瞑想とは
意識、すること。
ただ意識ができているかどうか。
その場で感じることをただ、感じてそこに意識をおいて集中ができているかどうか。
人生のすべて
人生のすべては心を通じて経験されるということ。
毎日何分かを費やして、心のトレーニング、メンテナスをするのは当然の常識。
=> こころが世界を受容する媒体となっているから。
瞑想について
瞑想とは、思考を止め、心をコントロールするものではない。
瞑想とは、コントロールを手放して一歩下がり、受け身の姿勢で注意を集中することを覚え、その一方で心を落ち着けて自然な意識を保つプロセスなのです。
思想とは、ひとりでに浮かんでくるもので、どれだけ努力しても防ぎようがないもの。
心の修行の目的
心の修行の目的は、より意識をとぎすませることだ。
それをする時間は、堂の中で目を閉じて座っていようと、目をあけて庭を掃いていようと同じだけあるはずだ。
まっすぐな線
まっすぐな線を引くのは難しい。
しかし点と点を繋いでいくのは簡単。
知恵
知恵は本から学べません。
知恵とは、人生を経験的に理解することから生まれるものであり、瞑想はこれを強化することができます。