SakuraWi - BLog

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最初のフラットな自分が作る習慣化が大切、"伝説の新人"を読んで


ども、読んだ本についてのメモを残します。

「伝説の新人」著:紫垣樹郎、小宮謙一 集英社

印象に残っていること

本を読み終わって2~3週間たった今でもこの本にこんなこと書いていたなぁなんてことを覚えているので、そちらを書いておきます。
印象によく残っていることが残っていますからね。

最初の1ヶ月、3ヶ月、1年がまっさらな状態の自分

社会人になった、というタイミングは一生に1度しかなく、そのタイミングで形成される自分の癖というものは今後の人生で一生抜けない癖になりうる可能性が大いにある。
だからこそ、伝説と呼ばれるような新人になるには最初から自分の成長させるためのマインド、習慣、癖付けが必要である。


ということで、この本が伝える内容で一番大切なのは習慣化の力だと思います。
習慣化さえしてしまえば、無意識化で行われるので、あとは全自動なわけです。

成長の仕組みを作ってしまえばあとは時間が経つだけで伸び放題ということです。

習慣化させると良い内容

最初に習慣化の話が書いてあり、その後は習慣化させると良い影響をうむ行動や意識について書いてあります。

新人の期間をしっかりと認識すること

新人の期間しかできないこと、するべきことを理解する。

といいつつも新人である自分からみてわからないことは多々あります。
それでも違う視点というものは本や他人の話から見えてくる部分はあるはずなので、思考を追って理解しようとする姿勢が大切ですね。
とにもかくにも様々な年代の人から意見を聞いてみることで見えてくると思ってます。


内容抜粋

突き抜けるメンバーは皆、自ら学び、先輩たちのスキルを盗み、やがて大きな信頼を勝ち取って成功のスパイラルにのっていきます。

習慣が身についていないから、習慣をゼロから身につけることができるということです。

ゼロであるタイミングを絶対に逃すべからず。

人間の行動の95%が習慣の力によると言われているように、習慣の力は絶大です。

95%も、ですよ。

差が少しでも見え始めると前を走っていた新人に、より重要な仕事が与えられるようになるのです。

抜け出せ。

それは、働き方に関して当たり前基準がない状態から全力ダッシュし続けることで、それがあなたにとっての働き方の当たり前基準となり、習慣となっていくということです。

大きな当たり前を作り出して、その当たり前を当たり前にこなす人材になる。

チャンスとは、「自分が望む方向に変わっていくためにプラスに働く出来事」

101%と99%の違いはたった2%ですが、この違いは天と地ほどの違いなのです。101%の法則に則り、1%のオンをし続けるためには、常に相手の立場で物事をイメージし、その期待値をどうしたら超えられるかを考える習慣を身につけなければなりません。

イメージ力。察する力。

200%の時もあるけれど、マイナス1%の時もあるという状態では、プロとしては失格なのです。

継続性も必要。も、というより継続力がマスト。

1分間で印象付ける自己紹介をみにつけよ

「そのくらいの歳って、自分のために、借金してでも、ほんとにやりたいことに「やります」って言わないと、チャンスが逃げるんですよ」

ビックウェーブはなんとしても乗れ。

「伝説の新人」となるためには、責任者の問題意識を100%共有し、その上で責任者でさえ考えられなかったことを考え、行動に移す当事者意識の高さが重要なのです。

意識の統一を測って読み取ること。

でも、課長の問題意識はそこにはありません。残り10日間でどうしたら課の目標である3億円が達成できるかということを追い続けているのです。

自分が目標を達成している状況にて。
自分のことだけではなく、チームのこと、上司の思いを考えることで自分がするべきことがわかる。

当事者意識が高く、自分にすべての責任があるという自責の発想で行動することが習慣になると、圧倒的な問題解決能力が身につくようになります。

私が在籍していたころのリクルートでは、部下が上司に何かを相談しに行くと、決まって上司から「で、お前はどうしたいんだ?」と問われる文化がありました。

目標は絶対に達成しなければなりませんが、達成するために目標設定するのではないのです。自分の中に眠っている力をすべて引き出すために目標設定するのです。

「やり方がわかる目標は、目標として小さすぎる」

CNN創業者・テッド・ターナー

目標は紙に書き出すだけで、達成率が大きく変わる

書くだけ。行動にすぐに落とし込める内容ですね。

人間にはカラーバス効果といって、意識している情報が自然に目に飛び込んでくるという能力が備わっています。

広いインプットをこころがければ、自然とインプット量も増える。

20代は10年しかなく、そのうち人生を左右する新人と呼ばれる期間はせいぜい3年ですから、時間にすると2万6280時間です。そのうち1日8時間は睡眠や食事になどに使っているとすると、活動時間は1万7520時間しかありません。

その1万7520時間を何に使うか?
また、10000時間の法則に当てはめられることは、たった1つだけ。

注意しなければならないのは重要度が低く緊急度の高い第3領域の仕事ばかりに時間を使ってしまっていても本人はその忙しさから、仕事をしている気持ちになってしまうことです。

では、第二領域の活動の優先順位をあげるにはどうすべきでしょうか。コツは、期日を決めないままで放置しないで、デッドライン=締め切りを自ら設定することです。

期日を決めること。
タスクに対して期日を設けるだけ。

時間をブロッキングする。例えば、夜の9時から11時までの時間でやろうと決めたなら、スケジュール上の夜9時から11時は全てブロックしてしまい、他の案件が入り込まないようにします。

全部カレンダーに落とし込む、という方法。
タスクは時間とカレンダーとセットでこなす。

社内やお客様との会議終了後の時間をあらかじめブロッキングしておくことです。

おおきな聖句を収めた方に成功の要因を聞いていくと「たまたまうんがよかっただけだ」と言われることがよくありますが、実はそれは1つ1つの出来事に対して、明日につながる意味付けを行う習慣ができているからなのです。

運の良さはポジティブ力といっても過言ではなさそう。

なぜ伝説の新人は諦めないのか?第一の条件は、自分の夢や目標を達成するという信念を持っていること。第二の条件は、普通の人が失敗と感じることを、学びと解釈する習慣です。

できない理由ではなく、できる方法を探せ。困難な状況に陥った際に、明日につながる意味づけを行えるようになるための第一の方法は、自分に対する質問の仕方を変え、それを習慣づけることです。

どうしたらできるのか?を追い続けること。

成功を収めた時は、なぜ今回成功できたのかということをしっかり考え、「成功してよかった」で終わらせることなく、「なぜ成功できたのか」を言語化することが重要です。

失敗も成功だし、成功は次の成功までの成功材料であるということ。

解釈力を向上させるための2つ目の方法は、自分と違う視界を持つ他者の考え方を大量にインプットすることです。

解決したいなら、同期に相談するな

同じ境遇の人の視点の意見を聞いても固執につながる。

相手が喜ぶかどうかを基準に、すべての行動を見直せ。「xxの時に、xxしてもらったら嬉しかった」という経験を具体的に思い返し、具体的な行動としてリスト化し、日常の生活の中で意識して行動をするようにします。

気持ちをくみとれるようになるためのコツ

1つ目の壁は、受け手が発信者の伝えたいことを受容するかどうかの壁です。

まず相手の気持ちをキャッチすることが大切

伝える力のある人は、すぐには伝え始めません。受容の壁を乗り越えるために、相手のことを十分にイメージし、どんな切り口で話していけば、相手が興味を持って聞いてくれるかを考えるのです。

伝えた相手が、次の人に伝えられる伝え方を

第3者まで意識すること

アイデアを生み出す人は、その時間をブロッキングし、集中する時間を作っていたのです。

時間を決めてその時間を設けること。

時間がないから読書ができないのではなく、読書をしないから時間がないのです。

読書が習慣になっているかどうかで、人生は変わります。

蓄積したインプットはある時きっかけに溢れ出します。その影響力を大きくしたいなら、インプットできる量を大きくする必要があるのです。

以上、僕にとって非常に刺激的な本で、かなり良いタイミングで出会い、読むことができました。
会社の先輩に教えていただいたのですが、本当に感謝です。

良い本を知っている人と知り合いである、というのはありがたいことですね。




この本を読んでから、5月は本を読む、という習慣作りを意識して習慣化できたと思います。