怪物
ネタバレ注意
旅後だからか、to be honest を感じさせる作品だった。 正直に言うことの難しさ、そうさせているのは、個々のこうあるべき、という無意識な土壌であるように思う。 自分はどうだろうか、と思う。 他者に言えない苦しみをどれだけ味わったことがあるか。 また、あまのじゃくであったりそのもどかしさ、受け入れられなさなど。 自分、とは。 自分がこうあるべきと頭で理解していることと周りが望む姿の乖離や押し付けは昨今の問題として多いと思う。
ミスリード、映像演出
物語の引き込みは素晴らしく 後半は画面にひきつけられていた。 前半の伏線のような散りばめ方や、どうなんだろう、という投げかけはかなりうまい。
メッセージ性としては、正直でいることの難しさ、だと今の自分は感じた。
自分も、他人に自分のものさしをおしつけたりしないようにしなければ、というのは旅中で感じたこととリンクしている。
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その日の飲み会で
自分がどうしてあげたい、べき、というのはエゴでどこまで線引きをひくか、とやはり考えてしまう。 その押し引きは自分はあるように思ってしまうけど、どうなんだろうなあ。
